子育て

ワンオペ育児を乗り切る!1歳半・3歳と過ごす我が家のスケジュール

2025年3月5日

共働きの方が増え、仕事と家事育児をどう両立させるかお悩みの方が多いのではないでしょうか。筆者も毎日どのようにやりくりすれば上手くやれるか試行錯誤しながら日々過ごしています。今回は、夫の仕事が忙しかった時期に朝から晩までワンオペだった時のスケジュールを公開します!約半年前の内容になりますが私が実践していたことをシェアさせていただきます。同じように頑張っている方に何か新しい情報があれば嬉しいなと思います。

ワンオペ育児とは?

「ワンオペレーション育児」のこと。父親か母親のどちらか、またはシングルの方が家事や育児のほとんどを一人で行っている状態のこと。

なぜワンオペ育児になるの?

  • パートナーの出勤時間が朝早い、帰宅が遅い、夜勤があるなど
  • パートナーが単身赴任でいない
  • 実家が遠い、近くに頼れる人がいない

我が家のスケジュール

我が家の一日を見せします!家庭ごとにかなり差があると思うので、似た状況の方の参考になれば嬉しいです。

家族構成

  • ママ
    土日休み。時短勤務(8:30〜16:30)通勤約30分。残業なし。
    電車通勤(自転車で保育園まで送り迎え→駅近くに駐輪)
  • パパ
    土日休み。通勤約1時間半。残業あり。
  • 長男3歳
    保育園A。全体的にこだわり強め。癇癪を起すと立ち直るのに時間がかかります。
  • 次男1歳
    保育園B。イヤイヤ期に入りつつあります。遊び優先で楽しくなると寝れないタイプです。
  • 犬5歳
    毎朝30分ほどの散歩が日課。

一日の流れ

「ママのスケジュール」メインで、その間子どもたちが何をしているかも含めて書き出していきます!

  • 5:00 ママ・長男起床
    洗顔、犬のトイレ、長男のトイレや着替え
  • 5:30 洗濯物畳み・食器片づけ
    パパ起床、長男遊びタイム
  • 5:45 身支度
    パパは犬の散歩へ
  • 6:00 朝食・ママのお弁当準備
    次男起床。朝食づくりをしながら次男のお着替えも
  • 6:30 朝食
  • 6:50 食器洗い 
  • 7:00 歯磨き、パパ出発
  • 7:20 トイレ・おむつ替え、体温計測、連絡帳記入など
  • 7:40 家を出る
  • 7:50 長男登園
  • 8:00 次男登園
  • 8:30 ママ出社
  • 16:30 ママ退社
  • 17:00 長男お迎え
  • 17:15 次男お迎え
  • 17:45 帰宅、手洗い、犬のお世話
  • 18:00 翌日の保育園準備
  • 18:20 お風呂
    夏場は帰宅後すぐにシャワーのみです。
  • 18:50 着替え、ドライヤーなど
  • 19:00 夕食準備、テレビタイム
  • 19:30 夕食
  • 19:50 食器洗い、遊びタイム
  • 20:30 寝室へ移動、絵本タイム
  • 20:40 寝かしつけ、子ども就寝
  • 21:00 起きて食器洗いの残り、洗濯、フロアモップ
  • 22:00 パパ帰宅、食器洗い、明日の朝食のセット
  • 23:00 就寝

我が家はこんな感じで毎日過ごしていました。とにかく朝が忙しく、長男の癇癪や次男のイヤイヤに付き合う余裕はありません…。早起きしても子どもが一緒に起きてしまうと、ほとんど家事は進まず困りました。同じようにお子さんが早起きの方が、どのように過ごしているのかとっても気になります!

寝かしつけ前は食器洗いだけして、できるだけ子どもたちと遊ぶようにしています。食洗機があればもっと効率よくなるかな~と思いつつ、賃貸なので置く場所もなくて我慢しています。

ワンオペがきついと感じるのってどんな時?

朝の出発は常にギリギリ

朝はとにかく分刻みスケジュールです。早起きしているのに、まだ手のかかる長男が一緒に起きてくるため、何も思い通りに進みません。数あるタスクをこなすのが精いっぱいです。出発直前になって、「あれどこ?」と探し始める長男にもイライラ…。

子どものぐずりが激しいとき

いつ・どこに地雷があるかわかりません。どちらかがグズると一緒にまとめて泣き出すこともあります。特に夕方お迎えの時は子どもたちは疲れていて、機嫌を損ねがち…。ふたりともママに抱っこしてほしい気持ちが溢れてしまい、同時にひっくり返って泣かれることがあり、絶望的です。

子ども同士の喧嘩が勃発したとき

物取り合戦が始まると大変です。力の強い長男が次男を突飛ばしたり、物を投げて当たったり、次男が長男を噛んだり…どちらかに危険が及ぶかもしれない時は本当にきついです。こんな時は「もう一人誰かにいてほしい!」って切実に思います。

ワンオペを乗り切る工夫

やれることはすぐにやる!

やれることは後回しにせずすぐにやります。朝になって、「これ今日までだったー」と気づいてももう時間がありません。気づいていても後でいいやっていうことよくあるのですが、いつかはやらなきゃいけないことなんですね。見て見ぬふりを続けて、結局一番忙しい時にやる羽目になることってありませんか?

事前に準備できることは済ませておく

事前にやれることは計画的に済ませておきます。私は家事の中でもやりたくない家事ナンバーワンなのが食事作りなのですが、仕事終わりで疲れている時に一番苦手な料理に向かうことほど嫌になることはありません。というわけで、食事作りをいかに楽に済ませるかということを考えて準備しています。

  • 平日の夕飯メニューは1週間分ほぼ固定
  • 食材の買い出しと平日分の野菜カットは日曜までにしておく
  • 朝食用の魚はコストコでまとめ買い、使い切りサイズで冷凍
  • 具だくさんのみそ汁を朝食・夕飯分までまとめて一気につくる
  • 副菜の作り置き

我が家は節約志向なので、自炊作戦で頑張っていますが、人によっては家事代行を頼んで食事を用意してもらったり、宅配で食事を用意したり、作戦内容はご自身が納得できるものを立ててみてくださいね。

こどものわがままには適度に付き合う!

こどもがわがままを言った時に「ダメ」と言うと、たいてい泣き出して大暴れします。長男は一度機嫌を損ねると元に戻るのがとっても大変なので、できるだけ楽しい感じを心がけています。夕飯の直前になって「テレビみる!」と言い出した時は思わず「えぇ~もうご飯になるからテレビは後にしない?」と言いたくなりますが、ぐっとこらえて「いいよ!でもご飯の時間になったら消そうね」と声かけをするようにしています。意外にも、ちゃんと約束を守って自分でテレビを消してくれるようになりました!

思い通りにならなくても気にしない!

就寝時間を守らなきゃとか、寝かせる前に食器だけでも片づけたいとか…山積みの家事タスクをサクサク終わらせたいところですが、実はこれも自分を苦しめる罠だと思っています。「〇〇したい!」という欲を持つことで、思い通りにいかないことにいら立つようになり、自分や周りを縛り付けるような気がしています。「まあいっか!」ぐらいの気持ちでいるほうがストレスなく子どもと向き合えます。

ワンオペ育児で学んだこと

イライラして怒るのは逆効果!

子どもも自分を映す鏡のようだと思います。イライラしてしまったり、焦ったりしてしまうと、なんだか子どももぐずり始めるのです。今どんな状態なのか、自分の心と体とも向き合いながら、子どもと接するようにしています。イライラしているかも?と感じた時は、「私、今イライラしているな~」という状態を受け止めながら、子どもと接する時だけ気持ちを切り替えていくように心がけています。

子どもは成長する

ワンオペ育児で親が少しずつたくましくなるように、子どももまた成長していきます。色々なことが少しずつできるようになり、お世話が必要なくなったり、お手伝いをしてくれたり、日々成長しています。大変な日々も成長の証です。3か月後にはほんの少し楽になっていることでしょう!

慣れれば何とかなる

何度も繰り返しワンオペルーティーンをこなすことで、少しずつ楽になっていくかもしれません。初めて子どもが生まれて、仕事復帰した直後のことを思い出してください。半年後には大変ながらも日々こなすことに慣れてきていたのではないでしょうか?慣れること自体があなたの生活や精神状態を少し安定させてくれることに役立つはずです!

ワンオペ育児に限界を感じたらどうする?

発狂しそうな分刻みのスケジュールを繰り返していると、さすがに疲れてきますね。上手に息抜きできる人は、徐々に楽になっていくのですが、上手にやろうと頑張ってしまう人ほど時間が経つにつれ、どんどん疲れてきてしまいます。限界を迎えてあなたが倒れる前に、思い切った選択を検討してみてはいかがですか?

パートナーに仕事の調整をしてもらう

自分の家事育児負担が大きいと感じたら、パートナーに仕事の調整をしてもらえないか相談してみましょう。大抵はパートナーに頼ることができなくて困ることが多いのですが、本当に調整できないのか話し合いを重ねていくことも大事です。パートナーにあなたの大変さをわかってもらい、パートナーの仕事についても聞き、お互い理解し合えるといいですね。

ベビーシッターを雇う

自分が家事に専念できるように子どもの面倒を見てくれる人を呼びましょう。筆者も限界がきたら来てもらおうと考えており、登録のみしています!週1回の夕方2時間だけ来てもらいたい、休日の2時間だけ食事の作り置きに専念したい…など、ヘルプに来てもらえれば少し楽になるかもしれません。私が住む東京都ではベビーシッターの利用助成事業もありますので、チェックしてみてください!

家事代行を頼む

自分が育児に専念できるように、家事を行ってくれる人を雇いましょう。毎日来てもらうというよりは週末に食事の作り置きに来てもらうという利用方法が現実的かと思います。家に帰ったらレンチンですぐに食べれるご飯があるのはありがたいですよね。

仕事の時間を減らす、転職する

家事育児のボリュームが大きい中、仕事もフルタイムで、しかも通勤ありで出産前と同じように働くとうのはなかなか大変なことです。給与面の問題がありますが、だからといってあなたが時間と精神と体力を削って、ただただ頑張る、耐えるということだけが正解とは限りません。他に選択肢があるか調べてみてはどうでしょうか?

  • 会社の時短勤務を利用する
  • 会社のフレックスを利用する
  • 会社の部署異動希望を申告する
  • リモートワークに転職し通勤時間をなくす
  • 勤務日数・時間の少ない仕事に転職する

人を雇う場合にかかる費用と自分が仕事を減らした時に減る給料を比べてみましょう。自分が頑張った時にどのくらい負担に感じるか?ストレスを感じるか?というところを含めて総合的に考えてみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は1歳・3歳と過ごす、私のワンオペスケジュールをご紹介しました。お子さんが小さいうちはどうしてもお世話などに時間がかかり、独身時代のようには働けないことも多々あります。どちらか一方が仕事のボリュームを押さえて家事育児をメインで行ったり、フルタイムで働きながらも家事育児の多くをどちらかが担ったりする場合もあるでしょう。今回シェアさせていただいた中に何か新しい情報があれば嬉しいです。ぜひ参考にしてみてください。

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